こんにちは、ことほぎ四柱推命の香月です☆

子ども達の体調不良に伴い、
家に居る時間が、奇跡的に長いので
この1－2年で感じたこと、気づいた事を
ちょっと書いてみようかと思います。

まず、絶対に書いておかないと！と思ったのが
「納音（なっちん）」についてです。

 

納音とは？

 

納音は、十干が同じで十二支が冲の関係にあることを言います。

【冲の関係】→反発の関係性

▶　亥と巳
▶　申と寅
▶　辰と戌
▶　子と午
▶　卯と酉
▶　丑と未

 

これは、King＆Princeを脱退し、
ジャニーズ事務所を退所する道を選んだ
平野紫耀さんの命式の一部です。

日柱と月柱の十干が「辛」で同じ
十二支が「未」と「丑」で冲の関係にあります。

なので、平野紫耀さんはご自身の命式の中で
納音の関係性を持っている人、となります。

 

 

「納音」は

・物事が白紙に戻りやすい

・一人で悩みを抱えやすい

・用心深さがあり、手堅い人生を選択しやすい

・慎重すぎてチャンスを逃す場合がある

などと説明されるものです。

 

命式の中にある人
相手との相性で納音が生じる人
大運、年運、月運、日運など運気で出る場合などがあります。

 

 

納音を持つ人へ

 

納音を持っている方が鑑定やブログなどから
「納音は物事が白紙に戻りやすい」とだけ知識を付け
不安になってしまうケースがあるようですが

私は自分が習った時から「物事が白紙になる」という
衝撃的な説明をどうすべきか考えてきました。

それは、来て下さるお客様、周りにいる鑑定師仲間でさえ
納音の「白紙に戻る」というパワーワードによって
自分の可能性を狭めてしまっている人がいると感じていたからです。

 

納音を持っている人の話を聞くと、
確かに、物事が白紙に戻る

という経験をした人は、一定数います。
でもそれと同時に、
納音を持っていない人であっても

物事が白紙に戻る経験をしている人は
この世界にごまんといると思うんです。
（現に私だって経験ありますしww)

 

だから思うんです。
これは納音に限らず全ての星に思うのですが

特に納音や、宿命中殺（生日中殺、生月中殺、生年中殺、日座中殺）を
持っている方は（相性や運気的に巡ってきた場合も）

その星の組み合わせが意味する事象を通して、
ちゃんと学ぶんだよ、気づくんだよ
っていう宿題を忘れないように、命式に刻んでくると思うんです。

だから、そういう意味で
とても大切な宿題ってことなんだと私は思っています。

 

 

納音は「白紙に戻る」と言いますが
私が思うに誰だって、物事が白紙に戻ってしまうのって嫌じゃないですか。

自分をごまかして、不安に蓋をして、意見を変えてでも
途中まで進んだことにすがりたい、って人だって沢山いると思うんです。

でも、そういう状況の中で
自分で決めて「白紙に戻す」という
場合もあると思うんです。

「白紙に戻る」と「白紙に戻す」は似ているようで違います。

白紙に戻すは、そこに自分の意思があります。
考えがあります、自分で未来を作る一手です。

 

だから、何か物事がゼロに戻りそうな時

それは、自分で選んだことなのか
それともコントロールできない流れなのか

を冷静に見る事が大切だと感じます。

自分の意思とは関係なく
「白紙に戻る」　ことで学べることもあるでしょう

自分の意思によって
「白紙に戻した」　ことで学べることもあるでしょう

 

謙虚さを持ち、そこから何を学ぶか
成長の糧にするか
そして、ゼロに戻ったからこそ
また新たな始まりがあった時に、それを前向きに捉えられるか

それが納音を持っている人の宿題なんだと思います。

 

これは、相性や運気でも一緒です。
その相手から何を学ぶか
その時期に起こったことから何を学ぶか　です。

 

 

話が最初の方に戻りますが、
King＆Princeから脱退する道を選んだ平野紫耀さん

思いが芽生えた初期は、相当一人で悩まれたのでは？と思います。
（一緒に悩んでくれるメンバーが結果としていたのは幸いですね）

でも、彼は今の人気や安定よりも
他の形もあるのではないか？という可能性を信じて
自分で「白紙に戻した」人なんだなー

とニュースを見ていて思いました。

何を感じ
何を考え
何を選び
どう行動するか

納音の人の大きな宿題です。

 

納音を持っているから「白紙に戻る」しか自分の中にはない
なんて思わないでください。

「白紙に戻せる」のは才能の一つです。
そこには、悩む力、考える力、用心深さ、決める力なども付随してるんです。

自分で自分を狭めないでね♡
貴方には、まだ気づいていない力が沢山あるんだから！！