「神様」という存在の意味

高千穂の中でも観光スポットとして人気の「天岩戸神社」では、
申込みをした人のみ、ご神体である天照大神がお隠れになった
岩戸まで案内してくれるというサービスがあります。

天岩戸神社&天安河原 神社行くときの必需品!

神様ではなく「人間」でした

 

ここで同行してくれた宮司さんのお話を聞いて
ちょっと視点が変わりました。

<宮司さん>
『天照大神さまは、神様になられたわけですが
生きていた時は、神様ではなく「人間」でした』

 

えー!人間だったの?
人間だけど、隠れると太陽まで出なくなっちゃうの?

てか、この神社でそれ言っちゃっていいの?!と

と心の中で思ってたんですが…(笑)

何でかその話を聞いたとき
しっくりくる部分がありまして…

人間って「神様」とか何か得体のしれない凄そうなものに頼りたくなる時って
生きてれば、あるじゃないですか。

でも、結局願いが「叶う」時って、

どう行動しているか、
自分とどう向き合ているか
どのくらいの熱意があるのか などなど

全部ひっくるめて
自分自身がどう生きているか

が根本に大切な気がするんです。

 

神様がゼロから全部お膳立てしてくれて
何もしなくっても願いが叶うことなんて
そんなご都合主義な事ってやっぱりないなーと、私は経験上で思うんです。

 

でも、神様という存在を前にすると
「自分が何を叶えたいのか」を自分に問う時間ができる

そして、自分の中でのスイッチが入りやすくなる

神様は、そういうお役目を引き受けてくださっている存在で

 

「神様」が何でも叶えてくれる全知全能の神様じゃなくても
神様が人間であったとしても

なんか、それで別にいいじゃんと
天岩戸を見つめながら、そんなことを感じました。

私にとって、今までは神様って
ほど知れぬ、すごいお方
って感じだったのですが

今はこの曲の一節がみょうにピッタリだな~と感じます。

もし、神がいるのなら、夕飯でも一緒にして
帰り際に言うんだ。「誰だって君だ」

中村一義 「いつか」

 

 

 

   

 

 

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